不登校の子どもをもつ親のための「親カフェ」
第一回目は12月5日(土)に開催し、9名の方のご参加がありました。
本当は新しいkukuluでやりたかったのですが、リノベーションが間に合わず、
急きょ、ご近所さんのNPO法人まちなか研究所わくわくの事務所を拝借。
どなたがいらしてくれるんだろう…とドキドキしながらの開催でしたが、
保護者だけでなく、民生委員や学校関係者、大学生の参加もあり、それぞれの立場で、
不登校や子ども・若者問題に対して、日頃感じていることなどをお話いただけました。
不登校状態に陥って、不安や孤独感を抱えているのは、子どもだけではありません。
どこに相談したらいいかわからない、相談してもどうにもならなかった、というつらい気持ちを抱え、悩んでいらっしゃるご家族もたくさんいらっしゃいます。
このカフェでは、そんな生の声を直接ぶつけあうことができ、思わず涙してしまう方もいるほど。
学校関係者がもつ、支援体制へのもどかしさ。
民生委員の方が思わず語ってしまった、シングルマザーだったころの子育ての経験など。
私自身も、今まで子ども以外と交流する機会がありませんでしたので、とても良い経験と学びをいただきました。
また、思いをぶつけるだけでなく、
「なぜ不登校になってしまったのだろう」
「不登校ってなんだろう」
「子どもたちのこれからは、どうなっていくんだろう」
そのような疑問を解消するために、毎回一つの学びを持って帰る座学も取り入れています。
今後も月一回開催する予定!
次回は1月16日(土)14:00~16:00
今度こそ、新しいkukuluでやります(笑)
那覇市牧志3-6-41 島商会ビル2F
(1Fは、SHAKE HANDというDIYのお店、3Fはステラリゾートという宿泊施設です)
どうぞみなさまご参加ください!!
次回は、初めてのこころみ・その②
「いどばたごはん会(夜kukulu)」をご紹介しまーす。
10月のリノベーションワークショップでの提案を実現しました!
おまけ:沖縄タイムス+(プラス)に、新生kukuluの取り組みが紹介されています。
どうぞごらんください。
↓
選択肢を示せる場に~新生「kukulu」開所 金城隆一さんに聞く~
対人関係、経済的事情、障害、家庭の問題等、様々な理由で、学校に行けない、行きづらくなってしまった子どもたちの、安心して過ごせる居場所「kukulu」での毎日をお届けするブログです。 「kukulu」は、沖縄の方言で「心」を意味します。 居場所がなくて孤立している子どもたちが、仲間と心を通わせ、新しい一歩を踏み出せるよう、応援していきます。
2015年12月28日月曜日
2015年12月18日金曜日
開所式が終わりました。
12月12日に行われましたkukuluの再開所式、及び侍学園沖縄校の開校式には、90名近くの方々にご出席いただき、予想をはるかに超えた、最高の形でスタートを切ることができました。
開所式の様子が、琉球新報の記事として掲載されています。
↓
↓クリック♪
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「不登校支援 新たな船出」
リノベーションはまだ途中ではありますが、kukuluの閉所からここまで、多くの方にご協力いただき、こんなにたくさんの方が(まずは)座ることのできるスペースをもてるようになりました。
また、この場所は、長野県上田市にある、認定NPO法人侍学園 スクオーラ・今人とのシェアスペースでもあります。
サム学とkukulu、それぞれの強みを生かして連携し合いながら、みなさまから寄せていただいている期待を、しっかりこどもたちにつなぎ、彼らの多様な成長の場をつくり続けます。
式の中では、まちぐゎーを代表して粟国さん、NPO仲間を代表して、まちわくの小阪さんからもご挨拶をいただきました。
まちでこどもを育てるモデルとなるよう、しっかりとまちぐゎーと連携した取り組みを行っていきたいと思います。
さらに開所式の最後には、kukuluのこどもたち5名(参加は7名でした)が、自分のことばで今の想いを伝えてくれました。
大人だって、あんなに大勢の人の前で、しかも突然挨拶を振られたら、緊張でわけがわからなくなる人もいるはず。
でもこの5名は、ひとりひとりそれぞれのペースで、しっかりと話してくれたんです。
「こんなにやさしい、きらきらした大人がいることを知った。私もきらきらした大人になりたい」
「ひきこもっていた自分が、kukuluに通うことで変わった。学校に通えるようになった今も、ときどき遊びに来ている」
「自分たちのために、こんなにたくさんの人が集まってくれてうれしい」
「自分はkukuluにいちばん長く通っている。今日は来てくれてありがとう」
「なんにも言うこと考えてねーな。ありがとうございました」
彼らがここに来た当初を知っている私たちからしたら、もうほんとにうれしくて、涙腺崩壊ものだったのですが、それはあの日会場にいらしてくださったみなさまにもしっかり伝わっていたようです。
さて、ここからがスタートです。
まずは今年度中にリノベーションを終わらせること。
そして次年度は、現在週2日の開所日を、週3日以上に増やすこと。
一日の来所人数が20名に近づくよう、広報活動、関係機関との連携、アウトリーチや保護者とのつながりを強化。
そのためには、しっかりとした事業計画と運営資金の確保、事業の報告が必須となります。
マネジメント体勢を整え、みなさまからいただいている力を、しっかりと内部に落とし込み、さらにこどもたちへつなげる努力を怠らないよう、年末に決意を新たにしました。
まだまだ不安定な状態での船出ですが、「自分たちの居場所は自分でつくる」という、あり得難い経験をさせていただいていることをエネルギーにかえて、また来年も一歩ずつ歩んでいきたいと思います。
みなさまどうぞ、可能性の塊であるこどもたちの成長に、引き続きご協力、ご支援ください。
まずは、開所式のお礼として。
本当にありがとうございました。
開所式の様子が、琉球新報の記事として掲載されています。
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「不登校支援 新たな船出」
リノベーションはまだ途中ではありますが、kukuluの閉所からここまで、多くの方にご協力いただき、こんなにたくさんの方が(まずは)座ることのできるスペースをもてるようになりました。
また、この場所は、長野県上田市にある、認定NPO法人侍学園 スクオーラ・今人とのシェアスペースでもあります。
サム学とkukulu、それぞれの強みを生かして連携し合いながら、みなさまから寄せていただいている期待を、しっかりこどもたちにつなぎ、彼らの多様な成長の場をつくり続けます。
こんなにたくさんの方がいらしてくださいました。 |
侍学園のみなさま。校長はヒッキー! |
式の中では、まちぐゎーを代表して粟国さん、NPO仲間を代表して、まちわくの小阪さんからもご挨拶をいただきました。
まちでこどもを育てるモデルとなるよう、しっかりとまちぐゎーと連携した取り組みを行っていきたいと思います。
さらに開所式の最後には、kukuluのこどもたち5名(参加は7名でした)が、自分のことばで今の想いを伝えてくれました。
大人だって、あんなに大勢の人の前で、しかも突然挨拶を振られたら、緊張でわけがわからなくなる人もいるはず。
でもこの5名は、ひとりひとりそれぞれのペースで、しっかりと話してくれたんです。
「こんなにやさしい、きらきらした大人がいることを知った。私もきらきらした大人になりたい」
「ひきこもっていた自分が、kukuluに通うことで変わった。学校に通えるようになった今も、ときどき遊びに来ている」
「自分たちのために、こんなにたくさんの人が集まってくれてうれしい」
「自分はkukuluにいちばん長く通っている。今日は来てくれてありがとう」
「なんにも言うこと考えてねーな。ありがとうございました」
彼らがここに来た当初を知っている私たちからしたら、もうほんとにうれしくて、涙腺崩壊ものだったのですが、それはあの日会場にいらしてくださったみなさまにもしっかり伝わっていたようです。
さて、ここからがスタートです。
まずは今年度中にリノベーションを終わらせること。
そして次年度は、現在週2日の開所日を、週3日以上に増やすこと。
一日の来所人数が20名に近づくよう、広報活動、関係機関との連携、アウトリーチや保護者とのつながりを強化。
そのためには、しっかりとした事業計画と運営資金の確保、事業の報告が必須となります。
マネジメント体勢を整え、みなさまからいただいている力を、しっかりと内部に落とし込み、さらにこどもたちへつなげる努力を怠らないよう、年末に決意を新たにしました。
まだまだ不安定な状態での船出ですが、「自分たちの居場所は自分でつくる」という、あり得難い経験をさせていただいていることをエネルギーにかえて、また来年も一歩ずつ歩んでいきたいと思います。
みなさまどうぞ、可能性の塊であるこどもたちの成長に、引き続きご協力、ご支援ください。
まずは、開所式のお礼として。
本当にありがとうございました。
2015年12月5日土曜日
「親カフェ」開催!
kukuluは今まで「那覇市、生活保護世帯、不登校の中学生」が対象者。
しかも、保護者に関わることは原則NGだったわけですが、
今後はその枠を広げ、もっともっとつながっていこう!ということで、
~不登校のこどもをもつ親のための『親カフェ』~なるものを、企画しました。
日ごろ悩んでいることとか、
親だってつらいぞ!って不満だとか、
不登校についてもっと知りたいだとか、
そんなことを、気軽に話せて、仲間を増やす場。
……で、実施は今日!!!(汗)
kukuluは足の踏み場もありません!
わたくし、粉じんアレルギーで、マスクが手放せません!
というわけで、kukuluのすぐ近くにある、
NPO法人まちなか研究所わくわく さんの事務所を急きょお借りすることにしました。
カフェって言ってしまったので(笑)、ドリンクは、まちぐゎーにある、チャタンコーヒーさんから宅配してもらおうかな。
お茶受けは、先日、NPO法人一万人井戸端会議・繁多川公民館さんにいただいた巨大紅芋を使って、クッキーを焼いてくださった方がいらっしまいますので、それをいただこう!
という感じで、みなさんの力があつまって、不登校のこどもの居場所づくりは、確実に進んでいます!
求めよ、さらば与えられん。ですよ。(←都合のいいときに使いがち。笑)
しかも、保護者に関わることは原則NGだったわけですが、
今後はその枠を広げ、もっともっとつながっていこう!ということで、
~不登校のこどもをもつ親のための『親カフェ』~なるものを、企画しました。
日ごろ悩んでいることとか、
親だってつらいぞ!って不満だとか、
不登校についてもっと知りたいだとか、
そんなことを、気軽に話せて、仲間を増やす場。
……で、実施は今日!!!(汗)
kukuluは足の踏み場もありません!
わたくし、粉じんアレルギーで、マスクが手放せません!
こんな…… |
というわけで、kukuluのすぐ近くにある、
NPO法人まちなか研究所わくわく さんの事務所を急きょお借りすることにしました。
カフェって言ってしまったので(笑)、ドリンクは、まちぐゎーにある、チャタンコーヒーさんから宅配してもらおうかな。
お茶受けは、先日、NPO法人一万人井戸端会議・繁多川公民館さんにいただいた巨大紅芋を使って、クッキーを焼いてくださった方がいらっしまいますので、それをいただこう!
繁多川公民館の南さんと紅芋 |
求めよ、さらば与えられん。ですよ。(←都合のいいときに使いがち。笑)
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