2015年6月22日月曜日

第4回ダイモンカップへ。

みなさまこんにちは。
沖縄は戻り梅雨でここ数日天気が崩れがちですが、21日に行われた日曜Kukulu当日は見事な晴天!
今回は8名の子どもたちと、宜野湾市まで少しばかり遠出をしてきました。


まずは第4回ダイモンカップへ
今回の大会ではKukuluのための「ブッキフ(Book+寄付)」ブースを設置していただいていましたので、その見学とごあいさつです。
http://daimon-okinawa.com/daimon-cup/2015/06/07/1722/















Kukuluに通う子供たちの多くは、小学校3~4年生ごろから不登校が始まっています。
そのため読み書きが苦手な子が多く、普通の本はもちろん、みんなが大好きなマンガでさえ読みたくない子もいるのです。
「マンガばっかり読んで!」というお説教は、この子たちには通用しないんですね(笑)

ですので、もはや日本が世界に誇るカルチャーとなった「マンガ」は読めるようになろう。
そこから生まれる好奇心から、さまざまな関心・意欲へとつなげていきたいというのが、今回の寄付を集める目的でした。

おかげさまで大会2日間で300冊近くの本が集まったとのこと!
新生Kukuluには、みなさまからいただいたたくさんの本が並び、またそのほかの本は資金造成へと生まれ変わります。
本当にありがとうございます。















お隣りの「フードバンク セカンドハーベスト沖縄」さんにも、みんなで1カップずつお米の寄付をしたり。














女性のためのフットサル大会「ダイモンカップ」を観戦したり。(オレも出たい!!という声、続出。)
さらには主催である一般社団法人daimonのご厚意で、おいしい昼食までごちそうになり、子どもたちなりに、たくさんの感謝と思い、社会とのつながりを実感することができたかと思います。


改めて、みなさま本当にありがとうございました。
















最後に、一般社団法人daimon代表 糸数温子さん
にじのはしファンド代表 糸数未希さん
ちゅらゆい代表金城、今木で一緒にパチリ。


これをきっかけに、今後もまた別の場所、別の機会で継続的に本の寄付を呼び掛けることにいたしました。
引き続き、みなさまのご協力をよろしくお願いいたします!


(いまき) 

2015年6月19日金曜日

Kukuluは不登校の子どもたちの居場所です。

みなさま、こんにちは。
沖縄は、例年にない短い梅雨が過ぎ去り、早めの夏が訪れようとしています。


まずは、いろんなご縁でこのページに関心を持っていただき、お読みいただけることをうれしく思っています。ありがとうございます。
このブログでは、NPO法人沖縄青少年自立援助センター ちゅらゆいが運営する、不登校の児童・生徒の居場所「Kukulu」の毎日をみなさまにお知らせしていきます。


スペースKukuluは、2013年7月より、那覇市福祉部保護管理課の委託事業としてはじまりました。

家庭の問題、経済的問題、心やからだの問題など、さまざまな要因で学校に行きにくくなってしまった生活保護世帯の中学生に対して、安心して過ごすことのできる居場所を提供し、学習支援や社会体験活動などのプログラムを通して意欲喚起を行うこと。そして復学や進学、就職という出口へと送りだすことを目的としています。

私たちとしても、那覇市としても初めての試み。毎日が試行錯誤の中、通ってきてくれた子どもたちは驚くべき成長と実績をたくさん残していってくれました。
(それについては、今後このブログを通してみなさまにもご紹介いたします!)


残念ながら委託事業は2015年3月末をもって終了しましたが、その子どもたちのがんばりを次へつなぐために、そしてまだ出会っていない子どもたちのために、私たちNPO法人ちゅらゆいは、自主事業として、今後も居場所の運営を続けていくことを決めました!
今後は対象を生活保護世帯に限らず、また年齢も13歳~18歳までに拡大し、より多くの子どもたちの安心できる居場所を作ります。



「Kukulu(くくる)」とは、沖縄のことばで「心」を表します。
子どもたちの心と、みなさまの心が結びつくような、そんなあたたかい居場所づくりを目指していきますので、どうぞこれからよろしくお願いいたします。


まずははじめましてのごあいさつまで。


NPO法人ちゅらゆい
Kukulu副統括・食育担当
いまき ともこ