2016年4月13日水曜日

居場所らしくなってきました。

いつまでリノベーションやってんだよ!
って思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、これが子どもたちのやる気だったり、居場所に対する愛着を生んでいます。

きれいに準備されたところに子どもたちを集めることもできますが、kukuluはそれはやりません。
(お金がないから無理。できないって話もあるんですが…笑)
自分たちの居場所は、自分たちで作る!
それが、新生kukuluのゆるくて楽しいスタートになりました。

まだ途中ではありますが、居場所らしくなってきたところを、写真でご紹介します。

カウンターができたので、カフェっぽくコーヒーを飲もう!と、豆から挽く人たち。
木の香りとコーヒーの香りが漂って、いつものむさくるしい香りが和らいだ瞬間です。


一人になれるカウンターもあります。
スタッフだって一息つきたいんだ!というときも、利用可能です。 


 巨大マンガ本棚前の、ソファースペース。
男女が楽しく語らっているように見えますが、見えないところで遊戯王バトルです。


全体としてはまだできあがっていませんが、それぞれが自分の場所を見つけて好きなことをするという、居場所らしさが出てきました。
さらに個室がありますので、周りに聞かれたくない個別の相談や、睡眠を取ったりすることもできるようになります。
それにしてもフローリングが美しい!古我知さんの指導の元、子どもたちも張ったんですよ!


今後は、どなたにも開放できる空間をつくりますので、どうぞお楽しみに!




さて今日は、もうひとつうれしい知らせがありました。
(スマイルください!と言ったら、代表金城のこの笑顔)

琉球銀行壺屋支店さまから、
りゅうぎんユイマール助成として、商品券をいただきました。
前回はお米をいただきましたが、今回はなんでも使える商品券!
なんてありがたい。

りゅうぎんユイマール助成会

琉球銀行壺屋支店さま、本当にありがとうございます!
子どもたちと相談しながら、大切に使います!



【今後の予定】
・居場所→毎週水、金曜 10:00~16:00(イベント等により別日で開所あり)
・不登校の子どもをもつ保護者のための「親カフェ」→毎月第二土曜 14:00~16:00
・いどばたごはん→毎月最終月曜 17:00~20:00

2016年4月12日火曜日

kukulu・侍学園沖縄校の共同事業について、ご支援いただいたみなさまへのお礼とご報告

 皆様のご厚情により、2015年12月12日、沖縄県那覇市サンライズ通りに、沖縄の子ども・若者たちの未来を創造する場所としてコミュニティースペース「アシタネ」を開所いたしました。 
 それまでの経緯としては、沖縄における子ども・若者を取り巻く諸問題に対し、両法人のこれまでの支援実績を活かし、協働することで、支援事業の効率性を図ることを目的としてきました。
 開所式直後の2015年年末。内閣府による沖縄の子どもの貧困に対する政策提言がなされ、同時に長期にわたる予算措置も提言されました。事業受託は確定していない段階ですが、今後、両法人がこの政策提言に沿って事業を進めていく可能性を考えたときに、同一の事業所で共同活動を続けていくことは、関係各位に混乱を招くことが予想されるため、両法人による協議の末、事業所をそれぞれ設置することが望ましいという結果に至りました。
 今後もそれぞれの場所で、共通の目標がぶれることなく、支援事業を継続する所存です。
 尚、NPO法人ちゅらゆいが運営する「kukulu」は「アシタネ」で事業を開始しております。NPO法人侍学園スクオーラ・今人は、新たに沖縄県南風原町に拠点を移し、侍学園沖縄校設立を迎えており、2月1日より生徒の受け入れを開始し活動しています。
 両法人に趣旨及び意見の相違はなく、現在も様々な場面で協働連携を継続しております。何卒、ご理解の上、両法人の運営はもとより、沖縄の子ども・若者の未来への、益々のご協力・ご支援を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

2016年4月12日
NPO法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい
代表理事 金城隆一





2016年4月7日木曜日

新年度です!

あ!!!

…っという間に、新年度になっていました。


まずは活動の一部を写真でご報告。


まだやってんの?!リノベーション(笑)
今回は、巨大本棚づくりに挑戦です。
「工房・地球のかけら」まで足をのばし、古我知さんとワーク
なんとも味のある、素敵な本棚が!!
みなさんからご寄付いただいたマンガ本を並べてみました
ものづくりの楽しさを体験すると同時に、自分たちのマンガ喫茶ができちゃうなんて、なんてうらやましいんだ!
大人のみなさまにもカフェとしてご利用いただけるように準備中ですので、できあがった際には、ぜひご利用ください。



さて次は、毎月恒例の「いどばたごはん」、夜kukuluです。
献立は、先月のリクエストから餃子とマーボー豆腐。
ですが、さすが繁多川地域のみなさん!!
食材のご寄付がたくさんありましたので、それを利用して、にんじんサラダとスープも作りました。
自治会の方や他地域からの方も参加しての調理風景
いどばたごはんは献立がリッチ!
「今日はデザートはないの?」という小学生からの声に、一瞬ドキッとしましたが、なんと地域の方から手づくりのチーズケーキの差し入れをいただき、思いがけずフルコースができあがりました!




これは何をしているところでしょう…
重そうな段ボールを運びんでいます…
浦添市某所にて作業していたようです
実はこれ、kukuluの新しいプロジェクトのヒトコマなのですが、まだ全貌をお知らせすることができず。
とにかく、社会見学と、とある作業を同時にこなした一日でした。



こちらはよくある風景。
遊戯王バトルですが、真ん中のスタッフ(たまちゃん)がもう「わけわからん」って顔してますね(笑)
カードゲームって、私たちには複雑です!



次はこちら。
「耳切坊主異聞」という謎解きゲームに参加したときの写真です。

平和通りの街歩きと謎解きが一緒になったイベントで、普段あまり出歩かないメンバーも、気づけば先頭を歩いていたり、お店の人にヒントを聞きに行ったり。




そして、最後はやっぱりこれでしょう!
勉強の時間です。
kukuluには、昼間働いて、夜間や通信制の学校に通うメンバーもいますので、夕方からの勉強会も始めました。
先生役は、琉球大学の大学院生スタッフ(あっしー)が担当しています。






kukuluは「こどもたちが、とにかく元気になれる場所」です。

元気じゃない子には、学習支援も食育も響かないのが現実。
貧困だろうがそうでなかろうが、何かしらの「つらさ」を抱えている子どもたちに、安心して笑える居場所を作るのが私たちの役目です。

大人のみなさんには、もしかしたら無駄に見えるかもしれない時間が、彼らを確実に成長させ、元気にしていることを、どうぞ見守って下さい。
元気になった子は、次のステージへと必ず送り届けます。


さあ、新しい一年が始まりました。
kukuluメンバーひとりひとりにとって、どんな毎日がやってくるのか、わたしたちもとても楽しみにしています。
ご寄付いただいたみなさまにも、昨年度のご報告と新年度の計画をニュースレターにしてお届けします(子どもたちのメッセージつき!)ので、どうぞご覧くださいね。