2015年10月30日金曜日

ご寄付の一部をご紹介します!

みなさまこんにちは。kukuluのイマキです。
今日はみなさまからいただいた、「モノ」のご寄付をご紹介いたします!


I様からいただいた、電子レンジ

U様からいただいたガラステーブル
N様からいただいた座卓(ソファは私物)


S様からいただいたテーブル(大)

同じくS様からいただいた鍋とジェンガ
電子レンジと一緒にI様からいただいたポット

さらにI様よりパソコン2台

M様より、懐かしのプリントゴッコ

まだまだあるのですが、今日はここまで!
本当にたくさんのご寄付ありがとうございます。

ありがたいことに「○○が欲しい!」とリストアップしてもらえれば、寄付しやすいです。
というお声をいただいておりますので、図々しくもリストを作りたいと思います。
どうぞ引き続きご協力ください。

また、ダイモンカップでの本の寄付(ブッキフ)をきっかけに、自主的な!(超おどろき)本の寄付での応援の輪が広がっています。

那覇市久茂地「シュービー」様
http://shoebe.ti-da.net/e8064112.html

那覇市久茂地「エルイズム」様
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000229508/

株式会社リウデン様
http://www.riuden.co.jp/


ここ最近、いろんな折にふれ、こどもたちへの関心の高さと、支援してくださる方がたくさんいることを実感しています。
みなさまからの期待や応援を、どのような形でアウトプットするのか。ゴールや成果、そしてその発信方法が求められていると思いますので、しっかり議論を重ね、実践していきます!


改めまして、みなさま本当にありがとうございます!


おっと、こどもたちがやってきました。(バールを持ってきた子もいる!笑)
今日のお昼は山芋たっぷり・ふわとろお好み焼き!
ええ、残り物処分の日です(笑)




2015年10月28日水曜日

地域円卓会議 通称「kukulu円卓」?!

10月24日、公益財団法人みらいファンド沖縄さんの主催で、「地域円卓会議」が行われました。

会議のテーマは、
「生活困窮家庭のおける不登校問題を考える~民間でできる子どもたちへの投資とは~」

kukuluの事例から見る不登校問題を、円卓に座る専門家と、その後ろに控えるオブザーバーである客席のみなさんと一緒に考えていきます。

論点提供者は、代表の金城隆一

会場には約40名の方が!!

会議の内容は、随時板書で振り返ります

今回は東京から専門家をお招きし、「ソーシャルインパクトボンド(SIB)」という、イギリスで始まった新しい投資のシステムについても紹介がありました。

それを踏まえ、会場のみなさんと一緒に「こんなkukuluだったら投資したい(結果、成果)」というテーマで、投資家気分で話し合う時間も設けられましたが、みなさんから出たたくさんのアイディアや意見が、会議の中で取り上げられなかったのが残念すぎたので、主催側にお願いして、結果をいただいてきちゃいました。


<こんなkukuluになってほしい!>
・若者のかけこみ寺(24時間オープン)
・安心して何もしなくてもいい場所
・いつでも帰ってこれる場所
・手を差し伸べてほしい人、差し伸べたい人がつどえる場になってほしい
・子どもをしっかり見てくれる場
・学校内での支援員養成をすることで在学児童の不登校を減らす
・ピアの力(仲間)がつく
・スタッフに求めるのは、専門性。専門的なケアができるか、もしくはコーディネートができるかなど

<kukuluに通う子どもがこうなったらいいな>
・支援される側は、支援する側への育成へ
・就職支援(最低3年間は続ける)
・高校進学
・食事を作れる
・セルフケア能力のアップ
・投資家に対して若者が○○する

<こんな社会になったら、サービスがあったらいいな>
・赤ちゃんから老人にいたるまで、長期的な寄り添いが必要。受け皿として事業所やサービス提供者。個人の能力を見つけて伸ばし、社会参加を継続させるしくみ。地域とのかかわり
・産んで安心できる環境
・子どもを育てられる収入がある仕事(母子家庭でも)
・家庭ぐるみの支援
・現代版ゆいまーる
・母親の教育(料理、家事、買いものなど)、他世代(高齢者)と一緒にみんなで住むとか
・支援者(大人)の人材バンクを作る

<こうなったら投資できる>
・kukuluの活動を相手へわかりやすく伝えると投資につながる
・子どものストーリーが見えて、共感できるポイントがあると投資しやすい
・ひとりひとりの目標を達成したときがゴール(全体にではなく、ある一人に投資するイメージ)
・関わった人(利用者、職員)双方が、つながり続けてどうなったかわかること
・不登校児ゼロ(いくらでも出す!)
・データが必要(たとえば50名が、進学、就労、自立(精神的、経済的)できたのか)
・経済的な数字だけで評価しない場所→ここでしか評価できない価値を認める→ひとりひとりのニーズ、課題、背景→「子どもを社会で育てる」に基づいた現場スタッフへの委託料として投資


 (疑問)
那覇市の委託が終了しているので、kukuluは不登校の子どもたちの情報をどう得ているのか?

→那覇市の保護管理課とは随時連絡をとりあっています。そのほか病院の相談員、保護者などからの直接相談、県の相談機関「sorae」などですが、情報はかなり少ないです。
今後は直接学校とも連携していければと考えていますが、そのほか情報を得るためのつながりはどんどん構築していきたいとかんがえています。


以上、取り急ぎご紹介です。
このアイディアやご意見を生かすためにも、今後みなさんとの勉強会や話し合いの場、作戦会議の場などを作っていきたいと思いますので、どうぞよろしくおねがいいたします!

まずはご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!


2015年10月23日金曜日

リノベーションメンバー?!

朝晩は秋らしい涼しさが感じられるものの、日中はもういいよってほど暑い沖縄ですが、
10月11日、12日の連休中には、もっともっと熱いワークショップが行われたのでした。

その名も
「まちぐゎーにこどもの居場所を作ろう!リノベーションメンバー募集!!」
というワークショップ。

新しい物件にとりあえず荷物を運んだだけの今のkukuluですが、
12月12日には開所式をやるぞと、先走りに企画が立ってしまい、
それまでに場所を完成させなければいけなくなったのです。

だがしかし、ほとんど予算のないkukuluですから、どーんと改装費用をかけて工事をするわけにもいかず、頭を抱えていたところ

「みんなでリノベーションだね。」と、
NPO法人まちなか研究所わくわくの小阪代表と、琉球大学工学部清水研究室の大学院生中村庄吾さんが、ながーいメジャーを持ってやってきてくれたのです!

もはや、家庭だけで子どもを育てることも、学校だけが学習の場所となることも困難な状況の中で、昔とはまた違った形での「まちでこどもを育てる」環境作りが必要ではないか。

またそう仮定するならば、それぞれの分野で活動されているみなさんの経験、人脈、知恵、体力、なんでももうお借りして、みんなでこどもの居場所を作るのはどうだろう?

ということで、ワークショップを開き、みんなでトンテンカンテンするところまでやってしまおうという、なんともありがたい、贅沢なプロジェクトがスタートしました。



2週間足らずの告知、しかも連休中だったにも関わらず、二日間のワークショップに参加いただいた方は、述べ40名!!
こんなに関心を寄せてくださる方がいらっしゃることに、主催側ながら改めて驚きました。


一日目は、前提条件と事業の内容を確認し、おおまかなプランを立てます。
限られた時間の中、この場所で今できるローコストなビジネスプランや、まちぐゎーにこの場所をどう認識してもらえるかというところに話が集中しました。

それを踏まえた二日目は、①まちぐゎーにこどもの居場所を作るチーム ②リノベーションチーム ③ビジネスプランチームの3つにわかれ、それぞれの専門性をいかしたユニットワークを、朝の10時から16時までみっちり!

 
 

せっかくなので、場所の名前もみなさんに投票いただき、「アシタネ」に決定!!
これからは、「アシタネ内kukulu」になりますね。

16時からの最終発表には、有識者からの講評に加え、kukuluメンバーからの意見も。
「kukuluが大きくなることはうれしい。でも大きくなりすぎるととまどうこともあるかもしれない。」という素直な意見に、参加者全員大きく頷いていました。

今後は、Facebookでメンバー用のグループを作り、情報共有しながら実際の工事へうつります。


このブログをご覧のみなさまにも、ぜひお力を貸していただきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします!

ワークショップにご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!!!







まちぐゎーで買いもの!

新しいkukuluは、平和通りとサンライズ通りのぶつかるところにあります。
いわゆる「まちぐゎー」と呼ばれる、那覇の商店街の中ですので、昼食の買い出しも市場とその周辺で行います。

今までのkukuluでは、何でも売っている「スーパー」で買いものをしていたので、肉は肉屋さん、魚は魚屋さん、という専門店で買う習慣が身についていないわたしたち。

「どこで何売ってるかわかんない!」
「野菜が、しに(とても)高い!!」

などと言いながら、満足な食材をそろえることができない不便さを経験することになりました。

そんな中、最近よくお世話になっているのが、

八百屋、さしみや(魚屋ではない、沖縄あるある)、肉屋さんが並んでいるので、一通りそろえることができます。

 
今日の献立は、近海もののマグロの中落ち(1パック300円!)と長いも、県産オクラ(2パックで130円!)の丼、もやしとわかめときゅうりの酢の物、えのきとねぎのかき卵汁。

しかーし!ここで終わらせられないのが、太平通りの恐ろしいところ!
奥に見えるでしょう。わたしが誘惑に負けて買ってしまった、沖縄天ぷらです。


そして最近は、まちのみなさんとの会話もたのしめるようになってきました。

さしみやのおじさん(以後:さっしー)「(保冷用の)氷入れとこうね。」

わたし「ううん。近くだから大丈夫よ。」

さっしー「近くってどこね?」

わたし「(おじさん、天ぷらこげちゃうよと思いながら)サンライズ通りの突き当たりの二階だよ。」

さっしー「そこで何やってるの?」

わたし「こどもとごはん作ってる。」

さっしー「ねーねー(おねえさん)、子だくさんだね!」

……ここでkukuluの説明をする。揚げっぱなしの天ぷらが気になる。……

さっしー「大人は何人でやってるの?2人?!それは少ない。
      何人必要ね?おじさんも手伝うさ!」

わたし「ありがとう!でもそれより、天ぷら大丈夫?!」

さっしー「ああああ!!」 

……店の奥へ消えると同時に、「ねーねー、がんばってよ!」の声。


実は少し鮮度の悪い中落ちだったのですが(笑)、とても気持ちの良い買い物ができました。
こうやって、まちの中にkukuluが溶け込んでいけばいいなぁ。


買い物から戻ると、子どもたちは、自分たちなりのリノベーションプランを考えていました!
「ドアは赤にしたい」
「カーペットか畳をしいて、あかちゃんも休めるようにしたい」(kukuluの仲間には、子育て中の子もいるんです)
「ベッドがほしい」
「ここは白い壁にして、スクリーンみたいに使いたい」

などなど、いろんな意見が出てきましたので、これからの改修工事が楽しみになってきました。
天井をはがすのが楽しみみたい(笑)







2015年10月8日木曜日

9月のkukulu

うれしいお知らせをした後、急にバタバタしてしまいまして、ブログの更新が滞っておりました(汗)

その間、kukuluはなにをやっていたかというと、いつものように居場所の活動に加え、「引っ越し」という大きな動きがあったのです!



…と、その前にある日の昼食のご紹介。
形はバラバラですが…
おいしそうなコロッケのできあがり!
盛り付けもうまくなってきました(感動)
この日はコロッケを作ったのですが、形だけでなく、実は中身もバラバラなんです。
チーズやうずらの卵、ソーセージなどが残っていたので、自分たちの好きなものを真ん中に詰めて、お楽しみコロッケができあがりました。

ま(豆)…豆腐、味噌
ご(ごま)…ごまドレッシング
に(肉)…合挽肉
は(海藻)…わかめ
や(野菜)…レタス、ヤングコーン、トマト、きゅうり
さ(魚)…かつおぶし
し(菌類)…えのき
い(いも)…じゃがいも

赤…トマト
緑…レタス、きゅうり
黄色…ヤングコーン
黒…わかめ
白…豆腐、えのき、ごはん


おまけで串カツを作ってくれた!
父兄からの差し入れで、高級メロンも!
お客さんとマスターの設定(笑)

その後は、履歴書を作成したり、引っ越しの荷物を作ったり。
そう!kukuluは委託事業終了から半年、やっと新しい場所でオープンすることができるようになったんです!!

今までの場所は、とあるコミュニティカフェを利用しての開所だったのですが、「新設のために使ってください」という、本当に有難い寄付金をいただきまして、物件を借りることができました。

そのために、今ある荷物を全て箱詰めしなければいけなくなったので、
このカオス状態
こんな中、窓際の子は履歴書作ってます(笑)

割れ物を新聞紙で包み、分別して段ボールに詰める。
それをみんなで一丸となって。

みなさんには当たり前のように見えるかもしれませんが、「誰がなにをしていてもいい」という居場所では、なかなか全員で同じことに取り組むという場面は少ないんです。

ところが、新しい場所ができた喜びもあるんでしょう。
ひとりひとりほんとうによく働いている姿を見て、スタッフは驚きと喜びでいっぱい。

この作業は、その後も数日にわたって行われ、自主的に参加してくれるメンバーも数名いましたし、あたらしい場所のことを報告すると、今まで連絡がとりにくくなっていたメンバーからも返信があったりして。


一日も早く、みんなで落ち着いて集まれる場所を作りたいです。