会議のテーマは、
「生活困窮家庭のおける不登校問題を考える~民間でできる子どもたちへの投資とは~」
kukuluの事例から見る不登校問題を、円卓に座る専門家と、その後ろに控えるオブザーバーである客席のみなさんと一緒に考えていきます。
論点提供者は、代表の金城隆一 |
会場には約40名の方が!! |
会議の内容は、随時板書で振り返ります |
今回は東京から専門家をお招きし、「ソーシャルインパクトボンド(SIB)」という、イギリスで始まった新しい投資のシステムについても紹介がありました。
それを踏まえ、会場のみなさんと一緒に「こんなkukuluだったら投資したい(結果、成果)」というテーマで、投資家気分で話し合う時間も設けられましたが、みなさんから出たたくさんのアイディアや意見が、会議の中で取り上げられなかったのが残念すぎたので、主催側にお願いして、結果をいただいてきちゃいました。
<こんなkukuluになってほしい!>
・若者のかけこみ寺(24時間オープン)
・安心して何もしなくてもいい場所
・いつでも帰ってこれる場所
・手を差し伸べてほしい人、差し伸べたい人がつどえる場になってほしい
・子どもをしっかり見てくれる場
・学校内での支援員養成をすることで在学児童の不登校を減らす
・ピアの力(仲間)がつく
・スタッフに求めるのは、専門性。専門的なケアができるか、もしくはコーディネートができるかなど
<kukuluに通う子どもがこうなったらいいな>
・支援される側は、支援する側への育成へ
・就職支援(最低3年間は続ける)
・高校進学
・食事を作れる
・セルフケア能力のアップ
・投資家に対して若者が○○する
<こんな社会になったら、サービスがあったらいいな>
・赤ちゃんから老人にいたるまで、長期的な寄り添いが必要。受け皿として事業所やサービス提供者。個人の能力を見つけて伸ばし、社会参加を継続させるしくみ。地域とのかかわり
・産んで安心できる環境
・子どもを育てられる収入がある仕事(母子家庭でも)
・家庭ぐるみの支援
・現代版ゆいまーる
・母親の教育(料理、家事、買いものなど)、他世代(高齢者)と一緒にみんなで住むとか
・支援者(大人)の人材バンクを作る
<こうなったら投資できる>
・kukuluの活動を相手へわかりやすく伝えると投資につながる
・子どものストーリーが見えて、共感できるポイントがあると投資しやすい
・ひとりひとりの目標を達成したときがゴール(全体にではなく、ある一人に投資するイメージ)
・関わった人(利用者、職員)双方が、つながり続けてどうなったかわかること
・不登校児ゼロ(いくらでも出す!)
・データが必要(たとえば50名が、進学、就労、自立(精神的、経済的)できたのか)
・経済的な数字だけで評価しない場所→ここでしか評価できない価値を認める→ひとりひとりのニーズ、課題、背景→「子どもを社会で育てる」に基づいた現場スタッフへの委託料として投資
(疑問)
那覇市の委託が終了しているので、kukuluは不登校の子どもたちの情報をどう得ているのか?
→那覇市の保護管理課とは随時連絡をとりあっています。そのほか病院の相談員、保護者などからの直接相談、県の相談機関「sorae」などですが、情報はかなり少ないです。
今後は直接学校とも連携していければと考えていますが、そのほか情報を得るためのつながりはどんどん構築していきたいとかんがえています。
以上、取り急ぎご紹介です。
このアイディアやご意見を生かすためにも、今後みなさんとの勉強会や話し合いの場、作戦会議の場などを作っていきたいと思いますので、どうぞよろしくおねがいいたします!
まずはご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!
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